八高線全通80周年で記念イベント…キハ38カラーの気動車など運転

鉄道 企業動向
JR東日本八王子支社と高崎支社は、八高線の全通80周年を記念した各種のイベントを行う。画像は記念列車に掲出されるヘッドマーク(イメージ)
JR東日本八王子支社と高崎支社は、八高線の全通80周年を記念した各種のイベントを行う。画像は記念列車に掲出されるヘッドマーク(イメージ) 全 3 枚 拡大写真

JR東日本八王子支社と高崎支社はこの秋、八高線の全線開通80周年を記念したイベントを行う。両支社が8月22日発表した。『八高線全通80周年記念号』の運転や、かつて同線で運用されていた車両の塗装を現行車両に施すなど、さまざまな企画が予定されている。

八高線は八王子(東京都八王子市)~高麗川(埼玉県日高市)~倉賀野(群馬県高崎市)間92.0kmを結ぶJR東日本の鉄道路線。列車は倉賀野駅から高崎線に乗り入れ、高崎駅まで運転されている。1931年から1934年にかけて八王子と倉賀野の両方から順次延伸され、1934年10月6日に全通した。全区間が長らく非電化単線だったが、1996年に八王子~高麗川間が電化されている。

『八高線全通80周年記念号』は、12系客車3両の両端にDD51形ディーゼル機関車を連結した編成で、10月18日に八王子9時27分発~高崎12時11分着の時刻で運転。全車普通車指定席で、記念グッズや弁当、お茶が付いた八王子・拝島両駅発の旅行商品も発売される。

また、かつて八高線で運用されていたキハ38形気動車の塗装(白地+赤帯)を、非電化区間で現在運用しているキハ110系気動車1編成2両に施し、10月上旬から高崎~高麗川間で運転する。11月下旬頃までは80周年を記念した「80th HACHIKO LINE」のロゴも掲出される。

電化区間でも『八高線全線開通80周年記念列車』として、川越車両センター所属の205系電車1編成に全通80周年のロゴマークをデザインしたヘッドマークを取り付け、10月1日から11月30日までの間、川越線を含む八王子~川越間で運転する。

このほか、80周年を記念したスタンプラリーや、記念オリジナルボールペンの販売、駅でのイラスト・歴史写真の展示などが行われる。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る