日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティの『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)をベースにした高性能コンセプトカー、『Q50オールージュ』。同車の最新映像が、ネット上で公開された。
Q50オールージュは2014年1月、デトロイトモーターショー14で発表。新型日産スカイラインの海外仕様車、インフィニティQ50をベースにした高性能コンセプトカーで、2014年3月のジュネーブモーターショー14では、パワートレインが日産『GT-R』から移植されると告げられ、話題に。
Q50オールージュのパワートレインは、日産GT-Rベースの3.8リットル(排気量3799cc)V型6気筒ツインターボ。最大出力は568ps、最大トルクは61.2kgmを発生する。トランスミッションは7速。駆動方式は、前後トルクを50対50に配分するフルタイム4WD。0-96km/h加速4秒以下、最高速290km/hの性能を誇る。
8月19日、インフィニティは、Q50 オールージュの最新映像『Chasing The Edge』を、公式サイトを通じて配信。その名前の由来となったベルギーのサーキット、スパ・フランコルシャンで収録された映像を公開した。スパ・フランコルシャンの有名なコーナーの名前が、「オールージュ」。
このスパ・フランコルシャンにおいて、インフィニティのディレクター・オブ・パフォーマンスを務めるF1ドライバー、セバスチャン・ベッテル選手が、Q50 オールージュをテスト。2人のドライバーの挑戦も受けている。