マレーシア人訪日者数、7月は前年比63.2%増…増加率は世界第3位

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

日本政府観光局(JNTO)が発表した7月の訪日者数統計によると、マレーシアからの訪日者数は1万6200人となり、前年同月比で63.2%の増加。2013年2月より各月の過去最高を18カ月連続で更新した。

7月単月のマレーシア人訪日者数の増加率は、インドネシア(107.6%増)、中国(101.0%増)に次ぎ、世界で3番目に高かった。

世界全体では、7月の訪日者数は、前年比26.6%増の126万9700人となった。これまで過去最高だった前年上半期を26万7000人あまり上回った。

JNTOは、マレーシアからの訪日者が増加したことについて、6月下旬から始まったラマダン(断食月)により、マレー系を中心としたムスリム旅行者の需要が停滞したものの、ラマダン明けの7月下旬頃から家族旅行を中心とした旅行需要が高まったとの分析。

今後のプロモーションとして、マレーシアのムスリム系人気タレントを起用したテレビ番組を制作し、日本を紹介する。9月にはクアラルンプールでマレーシア旅行代理店協会(MATTA)により開催される「MATTAフェア」に参加し、併せて訪日旅行セミナー、商談会を行う。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 米倉涼子と覚醒剤オトコとヤナセの関係---『FRIDAY』
  4. トヨタとパナソニックの合弁、新型リチウムイオン電池生産開始…レクサス『RZ』やスバル『ソルテラ』に搭載
  5. RAYSからコスパ最強シリーズ「RSS」が爆誕!“各車種専用設計”でもうホイール選びは迷わない、冬も夏も即戦力だPR
  6. BMW『X5』次期型のデザインが判明! トヨタと共同開発の水素エンジンなど搭載
  7. 名車復活! ホンダ『CB1000F』11月14日発売が決定、価格は139万7000円から
  8. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  9. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  10. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る