【F1 ベルギーGP】リチャルドが今季3勝目…タイトルを争うメルセデス勢がまさかの同士討ち

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
レッドブルのリチャルドが優勝(F1ベルギーGP)
レッドブルのリチャルドが優勝(F1ベルギーGP) 全 5 枚 拡大写真

2014年のF1第12戦ベルギーGPの決勝レースが現地時間の24日に行われ、5番手からスタートしたダニエル・リチャルド(レッドブル)が優勝した。

序盤はポールポジションのニコ・ロズベルグと2番手のルイス・ハミルトンによるメルセデス勢同士の争いが白熱。スタートでハミルトンが前に出るが、すぐにロズベルグも反撃。抜きつ抜かれつのバトルになるかと思われた。ところが、2周目のターン5で両者が接触。これでハミルトンの左リアタイヤがパンクし緊急ピットイン。最下位まで後退してしまう。その後も追い上げを試みたが、完全に優勝争いどころかポイント獲得のチャンスも失い、38周を終えたところでリタイアした。

一方のロズベルグもフロントウイングを破損。なんとか走行を続けるが思うようにペースが上がらず、8周目の1回目のピットストップでタイヤ交換に加えウイングも交換。これで5位まで順位を落としてしまう。

これでトップに躍り出たのはリチャルド。11周目に1回目のタイヤ交換を終えると、後続との差を徐々に引き離していき独走状態に。終盤に3ストップ作戦で新しいソフトタイヤを装着したロズベルグが激しい追い上げをみせるが、わずかに届かずチェッカーフラッグ。リチャルドが前回ハンガリーGPから連勝し、今季3勝目を挙げた。

2位には序盤の接触が悔やまれるロズベルグ。トータル220ポイントに伸ばしランキング首位の座を守った。3位にはバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)が入った。

また小林可夢偉に代わってケータハムから参戦したアンドレ・ロッテラーは、2周目にトラブルでリタイアを余儀なくされた。

2014 F1ベルギーGP 決勝結果
1.ダニエル・リチャルド(レッドブル)
2.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)
3.バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)
4.キミ・ライコネン(フェラーリ)
5.セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
6.ジェンソン・バトン(マクラーレン)
7.フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
8.セルジオ・ペレス(フォース・インディア)
9.ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)
10.ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)


リタイア.アンドレ・ロッテラー(ケータハム)

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る