JR東日本「週末パス」、設定期間を来年3月1日まで延長

鉄道 企業動向
「週末パス」のフリーエリア。JR東日本の首都圏・南東北・上信越エリア各線が土曜・休日の2日間、自由に乗り降りできる。
「週末パス」のフリーエリア。JR東日本の首都圏・南東北・上信越エリア各線が土曜・休日の2日間、自由に乗り降りできる。 全 4 枚 拡大写真

JR東日本は8月25日、同社の鉄道路線などが2日間利用できるフリー切符「週末パス」について、利用可能期間を2015年3月1日まで延長すると発表した。

「週末パス」は、「ウィークエンドパス」を改称する形で2013年4月から発売しているフリー切符。当初の設定期間は同年9月までとしていたが、その後「週末にご旅行されるお客さまにご好評いただいている」として設定期間の延長が続いている。前回の延長時は今年9月までの設定だった。今回、発売期間を2015年2月27日まで、利用可能期間を3月1日まで延長することになった。

切符の効力はほぼ従来通り。3月1日までの土曜・休日の2日間に限り、首都圏と南東北、上信越地域のJR東日本各線と、北越急行・伊豆急行・会津鉄道・富士急行・鹿島臨海鉄道・ひたちなか海浜鉄道・福島交通・阿武隈急行・山形鉄道・しなの鉄道・上田電鉄・長野電鉄・アルピコ交通各社の鉄道路線が利用できる。ただし、12月28~29日と2015年1月3~4日は利用できず、会津鉄道は西若松~会津田島間のみ利用可能。

利用できる列車と座席は快速・普通列車の普通車自由席だが、新幹線や特急列車も特急券などを別途購入すれば利用できる。

発売額は大人8730円・子供2560円。実際に利用を開始する日の1カ月前から前日まで購入することが可能だ。たとえば11月1~2日に利用する場合、10月1日から31日までの発売になる。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 三菱ふそう、『スーパーグレート』3万1122台をリコール…ACMブラケットに不具合
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. ジープ『グラディエーター』、カナダで約120万円値下げ…2026年型を年内発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る