【スバル WRX S4/STI 新型発売】「手足の延長のようになった」一体感を提供

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スバル商品企画本部 プロダクトゼネラルマネージャ 高津益夫氏
スバル商品企画本部 プロダクトゼネラルマネージャ 高津益夫氏 全 13 枚 拡大写真

25日に正式発表された新型スバル『WRX S4』『WRX STI』。商品企画本部 プロダクトゼネラルマネージャー 高津益夫氏は、S4、STIの2つモデルについて開発コンセプトや概要を説明した。

【画像全13枚】

WRXは、92年の初代から、WRC(世界ラリー選手権)、現在のNBR(ニュルブルクリンク24時間耐久レース)の他、さまざまなモータースポーツカテゴリーで活躍している車だ。よってWRXは「勝つため」に設計され、安全性能やドライバビリティで車の信頼性を高め、ドライバーの自信につなげることが重要な設計コンセプトだという。

今回の新型WRXの開発コンセプトである「Pure Power in Your Control」も、同じ思いが込められており、パワーとコントロールを究極までバランスさせたという。高津氏は、究極バランスを実現するためには、ステアリングレスポンス、リアタイヤグリップ、フラットライドが3つ鍵となるとする。ステアリングの応答性を高め、リアタイヤのグリップを安定させれば、コーナリングの軸を安定させ、より高い速度でも安全に走行が可能となる。そして、低重心、最適なボディ剛性が走行性能と安定した乗り心地(フラットライド)を実現するということだ。

ステアリングレスポンス、リアタイヤグリップ、フラットライドのバランスは、ボディ、シャーシ、サスペンションの設計およびチューニングによって実現される。そのフィーリングについて高津氏は、「車が手足の延長になったような感覚」と表現し、車との一体感を多くのドライバーに提供したいとした。

とくにS4では「安心と愉しさ」を追及しており、すでにレヴォーグで高い評価を得ている2.0L直噴ターボエンジン(DIT)とリニアトロニックとの組み合わせに加え、アイサイトVer.3をS4は全車に標準装備し、プリクラッシュセーフティやレーンキープ機能も提供する。SIドライブは、8速クロスミッションをモードごとに制御しスポーツモードからインテリジェントモードまでイージードライブを実現しながら、ブルーボクサーエンジンと相まって13.2Km/L(JOC08)の燃費を実現したという。

同氏は最後に「これまでの日本にはなかった車ではないか」と新型WRXの性能に自信をのぞかせた。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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