フォルクスワーゲンは25日、第6世代目となる新型『ポロ』を発売した。新型は、MQBモジュールとして設計された新型エンジンを搭載し、インフォテイメントシステム、電動パワーステアリングを装備。予防安全システムを進化させ、安全性や快適性、燃費性能に磨きをかけた。
1975年に初代が登場し、来年で40周年を迎えるポロ。『ゴルフ』とともにコンパクトカーのベンチマークとして君臨し、世界中で多くの支持を受けてきた歴代モデルを写真で振り返る。
◆VWの新たなスタンダードモデルとしてデビュー
初代のデビューは1975年。VWのスタンダードモデルとしてデビューした。デビュー当時は0.9リットルエンジンを搭載。デビュー翌年の1976年には、1.1リットルエンジン(50ps)が追加され、1979年には1.3リットル(60ps)モデルも追加された。
◆2代目は13年間発売された長寿モデルに
2代目は1981年にデビューする。デビュー時は「ポロ ハッチバック」と呼ばれるグレードで登場。Cピラーが垂直に立っており広い荷室を有していた。
1982年には、1.3リットルエンジンを搭載しハッチバック形状の「ポロ クーペ」が追加。日本には、1988年に「ポロ クーペCL」と呼ばれる1.3リットルエンジン(55ps/5200rpm、9.8kgm/3000rpm)に5速MTを組み合わせた左ハンドルモデルが導入された。
また日本未導入ながら、現在の「GTI」に繋がる「ポロ G40」が登場。メカニカルスーパーチャージャー「Gラーダー」を搭載し、1.3リットルエンジンながら最高出力113PSを発揮。最高速度は195km/hを誇った。