【スバル WRX S4/STI 新型発売】乗り心地がよくなる“カタメ”の脚を履けるワケ

自動車 ニューモデル 新型車
スバル WRX STI
スバル WRX STI 全 33 枚 拡大写真

富士重工業は8月25日、新型スバル『WRX STI』および『WRX S4』を発表、同日より販売を開始した。新型WRXには従来のWRXよりも硬めの脚回りがおごられているという。

新型WRXで追求したのは、いかにパワーをコントロールするか。300PSを越すパワーも扱いきれなければ宝の持ち腐れ。スバル 商品企画本部 プロジェクトゼネラルマネージャー 高津益夫氏によると、ボディとシャシーの剛性アップでコントロール性能に磨きをかけたという。

「ボディ剛性を、曲げで30%、ねじれで40%(従来STI比)アップさせました。まずはボディをしっかりと固めて、固いサスペンションを使ってもしっかりとストロークする性能にするというのが第1のポイントです。ボディ剛性を高めることで、従来では履きこなせなかったような固めのスプリングやダンパー、ブッシュを採用することができました」(高津氏)

固いサスペンションを使用すると、乗り心地をスポイルしてしまうようにも感じるがそうではないという。

高津氏は「従来では、固めのバネを使用するとボディの方が動いてしまいサスペンションがきちんとストロークできなかった。きちんとストロークしないとポンポンと跳ねるような動きになってしまい、タイヤの設置荷重も安定しない。ボディをしっかり固めて、固いスプリングでもボディがたわまずにサスペンションがストロークすることで乗り心地も高まるのです」と説明した。

《橋本 隆志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る