【スズキ ワゴンR 改良新型】エンジンの作動を徹底的に控える設計思想

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スズキ ワゴンR/ワゴンR スティングレー 新型
スズキ ワゴンR/ワゴンR スティングレー 新型 全 28 枚 拡大写真

スズキは8月25日、新型『ワゴンR』、『ワゴンRスティングレー』の販売を開始した。

新型となりワゴンRには、エネチャージの進化板「S-エネチャージ」が搭載され、改良型エンジンの搭載により軽ワゴンクラストップの32.4km/リットル(JC08モード)を達成した。さらに、エネチャージの進化に合わせてアイドリングストップも進化を果たした。

具体的には、いったんアイドリングストップをしてから再度アイドリングストップができるようになるための条件「再アイドリングストップ」のレベルを下げ、アイドリングストップ頻度を増やしているという。

スズキ 四輪技術本部 第一カーライン長 鈴木直樹氏は「今回のモデルでは13km/h以下でエンジンを自動停止させるアイドリングストップを採用しました。従来では、再アイドリングストップを行うのに減速時では25km/hまで上がらないといけなかったのが10km/h以上となり、停車時でも5km/hまで車速が上がらないとアイドリングストップしなかったのが1km/hとなった。速度条件を下げアイドリングストップ頻度を増やすことで燃費向上に貢献する」と言う。

アイドリングストップ搭載車両を運転すると、足が少しでもペダルから動いてしまっただけでアイドリングストップが解除されてしまう場合がある。新型ワゴンRにはブレーキストロークセンサーを搭載することで、ペダルの操作量を検出し意図しないエンジンの再始動を抑制しているのもポイントである。

《橋本 隆志》

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