TDK、燃料噴射装置用の高信頼性銅電極圧電アクチュエーターを開発

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TDK・銅電極圧電アクチュエーター
TDK・銅電極圧電アクチュエーター 全 1 枚 拡大写真

TDKは8月26日、EPCOSブランドの第3世代圧電アクチュエータの新製品を開発したことを発表した。

エネルギー効率を高めるために、自動車の燃料噴射装置にアクチュエータを使用する場合、高温・高湿の過酷な動作環境下でも高い耐久性能(最大サイクル数)を確保することが、最も重要な信頼性基準の一つとなる。新製品は、内部電極に銅を使用し、変位が大幅に向上。170度の高温環境下で故障を生じることなく、10億サイクルの連続駆動を可能としている。

また新製品は、電気機械結合係数が75%超ときわめて高い圧電特性を有する新開発の材料を使用し、圧電層の非活性部を最小限に抑えることで、最大限の容積効率を達成。同一サイズの従来品に比べ、変位の20%向上を実現している。

《纐纈敏也@DAYS》

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