現地時間8月27日に開幕した「モスクワモーターショー14」。同ショーは、フランクフルトモーターショーやジュネーブモーターショーなどと比較すると、各メーカーのブース規模はそれほど大きくはない。しかし、その中で圧倒的に巨大なブースを構えたのがアウディだった。
アウディブースは、フォルクスワーゲングループが軒を連ねるパビリオンの、最も目立つ位置に配置。全世界共通のCIで整えられたブースの中に、21台もの車両を展示する。隣接するVWブースの展示台数が17台ということを見ても、その力の入れようがうかがえる。
展示車両も多岐にわたる。ロシアプレミアの『TTS』、『TT オフロードコンセプト』、『RS7』を筆頭に、『R18 eトロン』、『R8 LMX』、『A8 W12 L』、『RS6』、『Q3』など、ほぼオールラインナップに近い展示となった。
世界有数の高級車市場であるモスクワ。ワールドプレミアこそ無かったが、広大な国土を持つロシアになぞらえた広大なブースで市場への意気込みを表した。