【ジャガー Fタイプ クーペ 発売】英国紳士的イメージを打ち破る “British Villain”とは

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ジャガー・Fタイプクーペ
ジャガー・Fタイプクーペ 全 8 枚 拡大写真

ジャガー・ランドローバー・ジャパンが導入を開始した、ジャガー『Fタイプコンバーチブル』及び、『Fタイプクーペ』のイメージターゲットは、“British Villain”だ。

これは、「英国の悪役という意味だ」とは、同社マーケティング・広報部の須藤博さんの弁。「行儀のいい優等生というよりは、もう少しエッジの効いた人達がジャガーに乗るというイメージを作るためのもの」と話す。

須藤さんによると、「ハリウッド映画などでは、悪役はイギリス人が多い。日本でいう悪役はやくざのような感じだが、海外ではそうではなく、見た目はすごく紳士的だが、知的な怖さを秘めている。そこをイメージし、ターゲットを設定しているのだ」と説明。

実際に購入するユーザーは、「スタイリングは最も重要で、かつ、パフォーマンスやハンドリングも重視する。つまり、クルマが大好きで、クルマのことをよく知っており、ドライビングに快感を覚える。そういう人たちがターゲットだ」だという。

つまり、「多くの皆さんにスポーツカーを楽しんでもらうというよりは、クルマのことをよく知っている人、もっと玄人寄りの方に味わってほしい」と須藤さん。

最後に、「ジャガーはあまりにも紳士的で、良い人過ぎるイメージがある。それをぶち破り、もっともっとワイルドだということをアピールしたいのだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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