トヨタ自動車は8月25日、『ランドクルーザー70』の日本復活を発表。2015年6月30日まで受注を受け付ける。同日、お台場・メガウェブでは歴代ランクルの展示とともに、復活セレモニーを開催。ゲストにチーフエンジニアの小鑓貞嘉氏をはじめ、プロドライバーやライターなどゲストを招き、トークイベントも行なわれた。
ゲストの一人として招かれたのは、冒険家のホーボージュンさん。「ランクルで初めて地平線を超えたことは忘れられない。世界の広さを教えてくれたクルマだ」という。
「所有することが目的ではなく、コレ(ランクル70)を使って何をしてみたい、どこへ行きたいといった想像力をかき立ててくれる。それにランクルはドライブだけではなく、停車したあとも楽しめる。ランクルはライフスタイルを変えてくれるクルマだね」(ホーボージュンさん)。
ホーボージュンさんにとって、70系の ランドクルーザー には、特別の思い入れがある。展示されていたランクル70のラリーカーが現役で大陸を駆けていた頃、ホーボージュンさんはそのチームに所属していた。
「ライターとしての修行を積みながら、チームメイトとしてランクル70と世界をまわった。僕にとっては青春のクルマだよ。単なる移動手段ではなく、“相棒”という言い方が最もふさわしい」(ホーボージュンさん)。
さらに ランクル70 の魅力を訪ねると「ステアリングを握りアクセルを踏むだけでどこだって行ける。シンプルでサイズもちょうどいい。道具としても非常に優れているよ」と答えてくれた。