四国鉄道文化館、フリーゲージトレイン2次試験車の車内を公開

鉄道 行政
屋外に展示されているフリーゲージトレインの第2次試験車。9月27日から10月5日まで車内公開が行われる。
屋外に展示されているフリーゲージトレインの第2次試験車。9月27日から10月5日まで車内公開が行われる。 全 3 枚 拡大写真

四国鉄道文化館(愛媛県西条市)は9月27日から10月5日まで、屋外に展示している軌間可変車両(フリーゲージトレイン)の車内を公開する。

フリーゲージトレインは、新幹線で使われている軌間1435mmの標準軌と在来線で使われている軌間1067mmの狭軌の間を、車軸の幅を可変させることで直通できる車両。1998年に第1次試験車両、2007年に第2次試験車両が登場した。現在は第3次試験車両による試験が行われている。

四国鉄道文化館に保存されているのは第2次車で、九州新幹線や九州内の在来線、予讃線で試験走行が行われた後、2013年9月に走行試験を終了。JR四国の多度津工場で保管されていたが、今年に入って鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)から西条市に無償で譲渡され、四国鉄道文化館で展示されている。

公開当日は、車内で軌間可変の仕組みなどを模型やパネルなどで紹介する。公開時間は9時から17時30分まで。

四国鉄道文化館は、予讃線伊予西条駅から東へ徒歩2分。開館時間は9時から18時までで、水曜日が休館となる。入場料は大人300円・小中学生100円で、就学前の子供は無料。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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