日本海事協会、ダイハツディーゼルと発電機関の状態監視・自動診断システムを共同研究

船舶 企業動向

日本海事協会は、船内機器の状態監視・自動診断システム「ClassNK CMAXS LC-A」を使ってダイハツディーゼルと、発電機関の状態監視・自動診断に関する共同研究を実施する。

船舶では、主機関を中心とした状態監視が進んでいるが、センサデータを監視して状態を判断する船員の負担増加や、その役割を担える経験を持つ船員の減少により、主機関に加え、発電機関への状態監視の要望が高まっている。

共同研究では、機関室内のセンサから得られる大量のデータを解析し、発電機関の状態診断や故障の未然防止を図る。また、機器の実際の状態に基づくメンテナンス間隔を最適化し、ライフサイクルコストの低減を提案し、船舶の安全な運行を目指す。

共同研究は、2015年10月までの予定。

日本海事協会はこれまでの検査に関わる知見を反映するとともに、船舶の機関検査を合理化するのを見据え、共同研究に参画する。

日本海事協会は子会社であるClassNKコンサルティングサービスとともに、共同研究で得た成果を利用して、機関室の様々な機器に対する、より高度で信頼性の高い状態診断サービスとして、機器の状態監視・自動診断システム「ClassNK CMAXS LC-A」を船舶に提供する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 40アルファードの静粛性が一変!調音施工で快適性が飛躍的に向上
  2. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  3. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  4. 【ホンダ N-BOX 新型試乗】アイデアの詰まった使い勝手はまさに「ニッポンの国民車」だ…中村孝仁
  5. レゴ ブロック初心者再び! セナが愛用した「マクラーレン MP4/4」を組み立ててみたら感激した
  6. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  7. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  8. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  9. [15秒でわかる]トヨタ『4ランナー』新型…オフロード仕様のTRDプロを設定
  10. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る