ダイハツ工業は9月2日、新型『ハイゼット トラック』の販売を開始した。同日行なわれた発表会には、安倍昭恵首相夫人も応援に駆けつけ、女性視点からのハイゼット トラックの魅力を語った。
ダイハツ工業は、農林水産省が進める「農業女子プロジェクト」に自動車メーカーとして唯一参画している。今回のハイゼット トラックには、実際に農業に携わる女性からの意見も反映し、全8色のカラー設定、UVカットガラスなどが採用された。
「農業の発展のためにも女子の力は欠かせません。新型ハイゼット トラックは女性でも喜べる軽トラックに仕上がったなと思います」と昭恵夫人。続けて「下関の軽トラ市に参加したくて、(軽トラが)欲しかったんです。機会があれば、是非乗ってみたいですね」とコメントした。
農業女子プロジェクトは、アベノミクス成長戦略の柱のひとつ。「農業の6次産業化」に向けた農水省主導の国家プロジェクトである。
昭恵夫人は、“働く女子”の代表として「農業というと汚いイメージがつきまといますが、ハイゼット トラックのようにカラフルで可愛いクルマに乗った女性農業者が増えれば、イメージも変わると思います。ゆくゆくは就職のひとつの選択肢として“農業もいいな”って思ってもらえるような世の中にしたいですね」と述べた。