トヨタ 米国販売、6.3%増の24万台超え…RAV4 が月販新記録 8月

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トヨタ RAV4 新型
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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は9月3日、8月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は24万6100台。前年同月比は6.3%増と、6か月連続で前年実績を上回った。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、今秋の改良新型投入を控えて、4万4043台にとどまった。前年同月比は1.5%減と、6か月ぶりのマイナス。2013年に新型を投入した『カローラ』は、23.2%増の3万3088台と、5か月連続で増加。一方、『プリウス』は、14.3%減の2万3437台と、3か月連続で減少する。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が、前年同月比51.5%増の3万5614台と月販新記録。中型SUVの『ハイランダー』は、11.8%減の1万1489台と後退。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、4.1%増の1万1834台と、2か月連続で増加した。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が、前年同月比3.7%増の1万1841台と、2か月連続で増加。『IS』は、19.9%増の5312台と、好調を維持する。『GS』は2537台を売り上げ、前年同月比は13.6%増と2か月連続のプラス。大幅改良を受けた『CT』は、22.8%増の2191台と4か月連続で増加する。

トヨタ自動車の2014年1-8月米国新車販売は、前年同期比6.1%増の162万7509台。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「SUVの販売が伸び、RAV4は月販新記録。トヨタは8月、個人向け販売の首位になった」と述べている。

《森脇稔》

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