【鉄道の日】JR旅客6社、今年も「秋の乗り放題」発売

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「秋の乗り放題パス」はJR全線の普通列車が連続する3日間、自由に乗り降りできる。写真は三江線の普通列車。
「秋の乗り放題パス」はJR全線の普通列車が連続する3日間、自由に乗り降りできる。写真は三江線の普通列車。 全 3 枚 拡大写真

JR旅客6社は10月14日「鉄道の日」に合わせ、JR全線の普通列車専用フリー切符「秋の乗り放題パス」を9月20日から発売する。切符の効力などは2013年秋季版とほぼ同じ。

10月4日から19日までの期間中、連続する3日間に限り、JR全線の快速・普通列車の普通車自由席、バス高速輸送システム(BRT)、JR西日本宮島フェリーが自由に乗り降りできる。JR以外の鉄道路線は原則として利用できないが、青い森鉄道線の青森~八戸間と青森~野辺地間、八戸~野辺地間は、普通列車や快速列車で通過する場合に限り利用できる。

快速・普通列車の普通車指定席やグリーン車自由席などは、指定席券やグリーン券などを別途購入すれば利用できる。一方、特急列車や急行列車、グリーン車指定席などは利用できず、特急券や急行券、グリーン券などのほか乗車券も必要になる。

ただし、奥羽本線青森~新青森間と津軽海峡線木古内~蟹田間、石勝線新得~新夕張間は、各区間内相互発着の場合に限り特急列車や急行列車の普通車自由席を利用できる。宮崎空港線の宮崎~宮崎空港間でも特急列車の普通車自由席を利用できる。

発売額は大人7710円・子供3850円で、今年4月に消費税率改定があったことから値上げされている。発売期間は9月20日から10月17日まで。

「秋の乗り放題パス」は、1996年から2011年まで発売されていた「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」の改定版といえるフリー切符。「鉄道の日記念」は1日乗り降り自由を1回として3回分をセットとし、一人で3日間利用したり、3人が同一行程で1日利用するなどといった使い方ができたが、「秋の乗り放題パス」は連続する3日間有効の切符となり、複数人で同時に使用することはできない。

《草町義和》

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