トヨタ、米国の先進安全技術研究センターに投資…安全研究を強化

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米国ミシガン州サリーン市のTTC
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トヨタ自動車は9月4日、米国ミシガン州のトヨタ・テクニカル・センター(TTC)内に設置されている「先進安全技術研究センター」(CSRC)に、3500万ドル(約37億円)を投資すると発表した。

今回の投資は、より安全で信頼できる交通手段の確立を目的に、先進安全技術の研究の取り組みを大幅に強化するために実施するもの。CSRCの2017年から2021年までの活動を支え、CSRCは今後、とくに自動運転技術や「つながる」技術などに注力しながら、さらに安全な次世代モビリティ社会の早期実現に向けて、取り組む計画。

今後CSRCでは、具合的な研究領域として、自動運転技術やつながる技術に関し、ヒューマン・マシン・インターフェイスに関するガイドラインの策定、こうした技術を安全に使うためのドライバースキルの検討、従来車と自動運転車双方が混在した場合の課題検討などに取り組んでいく。

CSRCは2011年の設立以降、予防安全や脇見運転のリスク低減や、子どもや高齢者といった交通弱者の保護に焦点を当てた研究を行ってきた。これまでに17の研究機関などと、34の研究プロジェクトを実施。その内、7プロジェクトを完了しており、第1期は2016年に終了予定。CSRCでは、今後も大学や研究機関、業界関係者と協力し、さらなる研究テーマの模索を続けるのに加え、研究成果を、業界を超えて広く一般に公開していく予定。こうした研究センターは、米国自動車業界でも他に例がない。

CSRCのチャック・グーラッシュ所長は、「CSRCでは、トヨタの究極の願いの交通事故死傷者ゼロに向けて、技術を改良するのはもちろん、それを使うドライバー自身にも焦点を当てて取り組むことで、今後普及が見込まれる自動運転技術やつながる技術といった新技術が、安全に使われるよう尽力していきたい」とコメントしている。

《森脇稔》

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