ヴァージンアトランティック航空、成田~ロンドン線から撤退

航空 企業動向
ヴァージン・アトランティック航空の787型機のイメージ
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ヴァージンアトランティック航空は、2018年までに過去最高水準の利益を持続的に達成するための計画を発表した。

同社はデルタ航空との共同事業を最大化すため、大西洋横断路線を拡充する。基幹となる英国~米国路線の市場での存在感を高める一方で、世界の主要戦略都市への運航を継続し、相対的に世界的な事業展開を維持することを目指した路線ネットワーク変更計画をまとめた。

路線ネットワーク変更計画では、大西洋横断路線に新たに毎日運航便5便を追加するとともに、ヴァージンアトランティック航空の便数が2014年夏に比較して2015年夏は500便を超える増便の予定。

具体的には、ロンドン・ヒースロー~デトロイト路線にデイリー運航便を就航。ヒースロー~ニューヨーク・ジョン・F・ケネディー国際空港路線に毎日運航便を1便増便。ヒースロー~ロサンゼルス路線に毎日運航便を1便増便する。

また、ヴァージンアトランティック航空がマンチェスター~アトランタ路線の毎日運航便を就航し、デルタ航空がヴァージンアトランティック航空のヒースロー~ニューアーク路線における既存便数のうち1便を引き継いで同社便を就航する。

さらに、デルタ航空は、2015年夏にマンチェスター~ジョン・F・ケネディー国際空港路線に毎日運航便を新たに1便就航させる予定。

一方、ロンドン~東京(成田)直行便からは2015年2月1日で撤退する。ロンドン~ムンバイ路線からも2015年2月1日で撤退。ロンドン~ケープタウン路線の冬期限定便は2014年/2015年の冬は予定通り運行するが、来年以降は廃止する予定。

このほか、同社は地上や飛行中の顧客満足度を向上させるため、2018年末までに3億英ポンドを投資する。ヴァージンアトランティック航空にとって初のボーイング『787-9』の導入が迫っており、これを機に保有機体の近代化計画を本格化させる。

この導入計画により、同社の保有機体の平均使用年数は、2018年末までに7年未満になる予定。

《レスポンス編集部》

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