ルノー キャプチャー 限定車は“フランスで一番美しい村”を名前に…オレンジルーフの「ルシヨン」

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ルノー・キャプチャールシヨン
ルノー・キャプチャールシヨン 全 8 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンは9月4日より、コンパクトクロスオーバー『キャプチャー』の限定車、『キャプチャールシヨン』を150台限定で発売した。価格は274万2000円。

“ルシヨン”というネーミングについて、同社マーケティング部チーフプロダクトマネージャーのフレデリック・ブレンさんは、「フランスの南にあるプロヴァンス地方のヴォクリューズ県にある人口1000人ほどの村の名前だ」という。

この村は、Les plus beaux villages de France(フランスで一番美しい村)という称号を得ており、「フランス全国で3万2000ある村のうち、156だけが選定されているものだ。非常にハードルが高く、村の人々のライフスタイルや、街の歴史的要素、文化的要素、環境を守っているかなどのハードルをクリアして初めてこの称号を得ることが出来るのだ」と説明。

実際に、「この村の電線は地中化されており、アンテナもない。コストはかかるものの、この称号を得ることにより、観光客が多く訪れることにつながっている」と話す。

この村のもうひとつの特徴は、プロヴァンス地方に多い、オレンジ色の壁や瓦の家並みだ。ブレンさんによると、「フランスでは、その土地の材料を使わなければならないという規則があり、ルシヨンでは、鉄分が多く含まれた土を使っていることから、オレンジ色になるのだ」と述べる。

そこで、「ルシヨン村のオレンジと、キャプチャーの限定車のルーフにオレンジを使っていることから、このネーミングになったのだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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