マツダはモスクワモーターショーで、最新のレーシングカー『SKYACTIV レーサー』をロシアに初めて持ち込んだ。
SKYACTIV レーサー は、今年1月のデトロイトモーターショー14でワールドプレミア。このレーシングカーは、現在米国で行なわれている「チュードル・ユナイテッド・スポーツカー選手権」に参戦中だ。
パワーユニットには、市販用の「SKYACTIV-D」をベースにした、2191cc直列4気筒ターボディーゼルエンジンを搭載。レース専用のチューニングを受けた同ユニットは、最高出力450ps、最大トルク80.1kgmを引き出す。
トランスミッションには6速シーケンシャル式を組み合わせ、カーボンモノコックボディによる軽量さ(車両重量900kg)とも相まって、最高速度は300km/hに達する。
モスクワモーターショーでマツダは、「SKYACTIV」というテーマのもとでレーシングカーを強調した出展により、同社の取り組みの面白さなどをアピールした。