養老鉄道、「センロク」で運転体験イベント…10月18・19日

鉄道 企業動向
「センロク」こと近鉄1600系の旧塗装に変更された養老鉄道600系。10月18・19日に運転体験イベントが行われる。
「センロク」こと近鉄1600系の旧塗装に変更された養老鉄道600系。10月18・19日に運転体験イベントが行われる。 全 3 枚 拡大写真

養老鉄道は10月18・19日の2日間、600系「センロク」塗装車(モ604+ク504)を使用した運転体験イベントを実施する。

600系は、近鉄の名古屋線や南大阪線で運用されていた通勤電車を養老線用に改造した車両。このうちモ604+ク504は、1959年から1966年にかけて製造された「センロク」こと1600系と1800系増結車を改造して600系に編入している。

2007年に養老線の列車運行が養老鉄道に移管されたのにあわせ、同線の車両の塗装は近鉄の旧塗装の一つであるマルーン1色に変更されたが、2009年には「ラビットカー」こと南大阪線6800系の編入車であるモ606+ク506が、6800系登場当時の旧塗装(オレンジバーミリオン+白帯)に変更。続いてモ604+ク504も2013年、1600系登場当時の旧塗装(ベージュ+青帯)に変更され、近鉄車の旧塗装車が3種類そろった。

運転体験は西大垣駅に隣接する大垣車庫(岐阜県大垣市)で行われ、約100mの区間を一人2回ずつ運転する。電車の動く仕組みなどを教える机上教育や車掌体験も行われる。開催時間は12時から15時まで。参加者には運転体験証明書や参加記念品、写真がプレゼントされる。

参加できるのは中学生以上で各日16人を募集する。参加費用は1万円。申込みは養老鉄道のウェブサイトで公開しているチラシの申込み欄に必要事項を記入し、養老鉄道総務企画課まで郵便かファクスで送付する。締切は10月2日(必着)。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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