インテル、長時間駆動の新しいプロセッサ「Core M」発表

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ベルリンで開催された「IFA」で、カーク・スカウゲン上席副社長により新プロセッサが発表された
ベルリンで開催された「IFA」で、カーク・スカウゲン上席副社長により新プロセッサが発表された 全 3 枚 拡大写真

 インテルは8日、新しいマイクロプロセッサー「インテルCore Mプロセッサー」を発表した。同プロセッサーを搭載する「2in1デバイス」(ノートPCとタブレットの一体型端末)が、国内外の主要なPCメーカーから、提供される予定だ。

 すでに、20機種を超えるインテルCore Mプロセッサー搭載製品の開発が進んでおり、クリスマスや歳末の商戦期間に、同プロセッサーを搭載する初のシステムが販売開始となる予定。ベルリンで開催されている「IFA 2014」で、カーク・スカウゲン上席副社長により正式発表された。

 「インテルCore Mプロセッサー」は、ファンレス設計により超薄型2in1デバイスを可能とした最新プロセッサ。4年前に発売された製品(Core i5-520UMなど)と比較して、最大2倍のバッテリー駆動時間を実現している。サイズや消費電力も削減されており、演算性能で50%、グラフィックス性能で40%高速化されている。これに伴いPC性能も、4年前に発売されたPCと比較して、演算性能で最大2倍、グラフィックス性能で最大7倍改善されるという。

 ラインナップは、最大動作周波数2.0GHzの「インテルCore M-5Y10/5Y10aプロセッサー」と、最大動作周波数2.6GHzの「インテルCore 5Y70プロセッサー」が用意される。Core Mを採用することで、単4型電池よりもさらに薄い、厚さ9mmのファンレス仕様のPCが設計可能とのこと。

超薄型2in1デバイス向け「インテルCore M」正式発表……年内出荷

《冨岡晶@RBB TODAY》

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