【マツダ デミオ 新型発表】ガソリン車は「燃費と走りをバランスさせた」…仁井内パワトレ副本部長

自動車 ニューモデル 新型車
マツダ・デミオ SKYACTIV-G 1.3(プロトタイプ)
マツダ・デミオ SKYACTIV-G 1.3(プロトタイプ) 全 6 枚 拡大写真

マツダ『デミオ』新型では、SKYACTIV技術による1.3リットルのガソリンエンジンも、今回の全面改良を機に新開発した。パワートレイン開発本部の仁井内進副本部長は、「従来の1.3リットルエンジンでは少し燃費寄りに性能を振ったが、新エンジンは走りとのバランスを強く意識した」と解説する。

従来車のエンジンはSKYACTIV技術のガソリンエンジン第1弾として、2011年にデミオに搭載された。「当時は「環境性能車としてはハイブリッド車(HV)しか存在しないような風潮だったので、CVT(無段変速機)と組み合せて燃費を追求した」(仁井内氏)。そのデミオは、当時の10・15モード燃費で30km/リットル(その後のJC08では25km/リットル)という、登録ガソリン車では最高性能を確保した。

仁井内氏によると今回の新エンジンは「最高回転数を引き上げるとともに、全域でトルクを5~10%改善し、走りの方にも性能を振った」。また、変速機も新開発の6速AT(他に5速MTも)としたことが、走りに効いている。ごく短距離での試乗機会があったが、リニアなアクセルレスポンスは従来モデルより格段に改良されたとの印象だ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「変形ロボじゃん」可変カウル装備の新型BMW『R 1300 RT』にファン驚愕
  2. 日産『テラノ』が4年ぶり復活!? ブランド初のPHEVクロスオーバーSUV
  3. 「日本仕様もこのままで!」“2つの顔”を持つ新型トヨタ『カローラクロス』にSNS興奮
  4. 自動車7社決算分析、「稼ぐ力」首位はスズキの11%、2位トヨタを上回る[新聞ウォッチ]
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  2. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  3. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  4. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る