【スマート フォーツー ed ディズニー仕様 発表】ミッキーと一緒に長く居られる空間を作るために

自動車 ニューモデル 新型車
スマート フォーツー エレクトロドライブ エディション ディズニー
スマート フォーツー エレクトロドライブ エディション ディズニー 全 16 枚 拡大写真

スマート『フォーツー エレクトリックドライブ(ed) エディションディズニー』は、内外装ともに「ミッキーマウス」のシルエットやカラーをあしらった限定車だが、単なる“ネタ”としてのモデルではない事が関係者との話よりうかがえた。

プロジェクトチームのひとり、メルセデスベンツ日本、商品企画スマート課ブランドマネージャーの島川杏子さんは「せっかくミッキーマウスとコラボするのだから、妥協なくこだわり抜いたクルマに仕上げようと考えました」と話す。そしてエディションディズニーは、メルセデスベンツ側からディズニー側への提案でプロジェクトが動き出す。

「私たち(メルセデスベンツ日本)とディズニーが相互に意見を出し合い、その案をスマートブラバス社(メルセデスベンツとブラバスによる合弁チューニングブランド)に伝え、案を実現できるかどうかのフィードバックを経て、カタチにしていきました」(島川さん)。

島川さんは、企画からデザインのアイディアまで積極的にプロジェクトに関わっている。特にスマートとミッキーをどう融合すればいいのかを悩んだそうだ。「ミッキーは長年愛されているキャラクターで、人によりいろいろなイメージがあると思います。そうした中で、あらゆる人に受け入れられるミッキーとは何なのか…話し合った結果、ミッキーのシルエットを取り入れようという事になりました」(島川さん)。

そして、主張が強すぎず誰が見ても“ミッキーだ”と分かる頭部のシルエットが車体にちりばめられた。加えてこだわったのが内装。島川さんは「ミッキーと一緒に長く居られる空間を目指して、“ポップ”よりも上質な空間に仕上げてあります。特に刺しゅうにはこだわりました」と話した。

ミッキーのシルエット以外に“edition disney”と刺しゅうが施されたシートはレザー製。そしてそのレザーはドアの内側にも施された。加えてメーターなどが赤く縁取られ、どことなくミッキーを思い浮かべるような演出も施している。そして外装は赤、黄、白とミッキーのカラーで仕上げられた。

島川さんは「スマートはもともとフロントフェイスが“スマイル”です。この限定車を見た人が、“ミッキーが居るみたいだね”って笑顔になってくれたらと思います」とコメントした。

《阿部哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る