JAXA、「MuPAL-α」が耐空証明検査に向けた準備を開始

航空 テクノロジー
JAXA、「MuPAL-α」が調布航空宇宙センター飛行場分室で、耐空証明検査に向けた準備を開始(出典:JAXA)
JAXA、「MuPAL-α」が調布航空宇宙センター飛行場分室で、耐空証明検査に向けた準備を開始(出典:JAXA) 全 3 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、実験用航空機「MuPAL-α」が調布航空宇宙センター飛行場分室で、耐空証明検査に向けた準備を開始したと発表した。

耐空証明検査は、航空機が安全性の基準に適合していることを証明するもので、飛行する航空機の多くは毎年検査を受けて、耐空証明を更新する必要がある。

MuPAL-αは、調布航空宇宙センター飛行場分室の格納庫内で、内装や点検口、水平尾翼などを取り外して、機体構造の点検、操縦系統の点検や、傷んだ部品や定期交換部品を交換する。可動部分はグリスアップや調整し、無線機やランディングギヤの点検なども行うなど、隅々まで整備して、安全に飛行できる状態へとしていく。

9月中旬に予定している国土交通省検査官による検査にパスすれば、耐空証明を更新することができ、再び実験用航空機として活用していく。

《レスポンス編集部》

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