タブレットのカメラで離れて暮らす家族の様子を知る、NTT西のサービス

エンターテインメント 話題
NTT西日本「ゆるコミ」ホームページ
NTT西日本「ゆるコミ」ホームページ 全 6 枚 拡大写真

 9月15日は「敬老の日」。離れて暮らす親子が増加する中、さまざまな“親孝行サービス”がある。

 厚生労働省が2013年に行った国民生活基礎調査によると、平均世帯人数は減少傾向にあり、世帯数は増加傾向にあり、核家族化が進んでいる。加えて、昨今の高齢化社会では、65歳以上の者のみの世帯は平成10年の約559万世帯から、15年後の平成25年には1,159万世帯と倍以上に増えており、親世代と離れて暮らす子ども世代が増加していることが見受けられる。

 親世代と離れて暮らすため、「親孝行ができていない」と感じる子ども世代も多く、親孝行度を自己採点で聞いたところ、平均49.5点という結果も出ている(住友生命保険相互会社調査)。そんな状況の中、認知症の予防やセラピー効果を狙ったコミュニケーションロボット、親世代には重労働となる家事負担を軽減するお掃除ロボットなどが、自ら親孝行ができない子ども世代からのプレゼントとして注目されている。

 ITを駆使したサービスが関心を集める中、NTT西日本は、離れて暮らす親子のためのコミュニケーションサービス「ゆるコミ」を、2014年7月から提供している。同サービスは、カメラで相手の動きを検知して、キャラクターの動きや音で知らせてくれるというもの。キャラクターを用いることで、普段の暮らしの中でお互いに意識することなく、“ゆるやか”に見守ることができるサービスだ。

 また、同サービスでは、文字入力が苦手な人でも手書きや声でメッセージが送ることができる機能や、スマートフォンなどで撮影した写真も簡単な操作で送付することも可能。テレビ電話機能も備えており、キャラクターの動きでお互いの在宅状況も分かるため、電話をかけるタイミングも図ることができる。子ども(孫)の成長を見せることもできる。

 親世代と離れて暮らす子ども世代が増加している昨今。親の様子を心配しながらも、生活スタイルの違いや忙しさでコミュニケーションが十分に取れていないと感じている人に、気になるサービスだろう。

9月15日は「敬老の日」、離れて暮らす親を“ゆるやかに”見守る

《渡邊晃子@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. バイクの外観を損ねない!超強力マグネットのスマホホルダー「フリークマウント2.0」に新色5色
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る