BASF、中国に自動車用塗料の原料の生産ラインを新設

自動車 ビジネス 企業動向

BASFは、中国・カオジンに、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)ベースのポリイソシアネートの生産ラインを新設した。

中国のカオジンには2006年に脂肪族イソシアネートの生産プラントを開設しており、今回が2つ目の生産ラインとなる。アジア太平洋地域の生産拠点を強化する。

新しい生産プラントは、脂肪族イソシアネートの原材料を入手しやすくし、市場規模が大きいアジア地域と緊密であることから中国に新設した。高性能樹脂に対する市場の需要増加に確実、柔軟に対応する。また、アジア太平洋地域で急速な市場変化にも対応して、適正な製品ラインナップの供給安定性を高める。

新たな生産ラインでは、車両用塗料分野(自動車用塗料、自動車補修用塗料、部品)、工業用塗料、接着剤向けを対象に「バソナート」の製品ブランドのもと、主にビウレットとイソシアヌレートを生産し、アジア太平洋地域全体に提供していく予定。

BASFは、2020 年までに、アジア太平洋地域で販売する製品の約75%を現地生産することを目指している。この目標を達成するため、BASFとパートナー企業は2013~ 2020年に100 億ユーロを投資し、アジア太平洋に現地生産拠点をさらに広げていく計画。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る