無免許運転でひき逃げ、検察事務官の男を逮捕

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7月下旬に埼玉県桶川市内の市道で発生した軽傷ひき逃げ事件について、埼玉県警は11日、東京地検の事務官を務める64歳の男が事故に関与したとして、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

埼玉県警・上尾署によると、問題の事故は2014年7月27日の午後6時15分ごろ発生している。桶川市若宮付近の市道で、道路沿いの駐車場から進出してきた乗用車と、歩道を走行していた自転車が衝突。自転車は転倒し、39歳の女性が打撲などの軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

事故の目撃者が逃走するクルマのナンバーを記憶していたことから、警察はこれを元に捜査を開始。同市内に在住し、東京地検の事務官を務める64歳の男から任意で事情を聞いていたが、容疑を大筋で認めたことから自動車運転死傷行為処罰法違反やひき逃げ容疑で逮捕している。

逮捕された男は運転免許の取得歴が無く、聴取に対しては「家族が通院するためにクルマが必要だった」、「事故で無免許運転が発覚することを恐れて逃げた」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯をさらに詳しく調べている。

《石田真一》

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