JR東海、高山本線全通80周年の記念列車運転…記念切符も発売

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キハ85系のラッピング車両をモチーフにした台紙が付く記念切符。高山駅で発売する。
キハ85系のラッピング車両をモチーフにした台紙が付く記念切符。高山駅で発売する。 全 2 枚 拡大写真

JR東海はこのほど、高山本線の全線開業80周年記念キャンペーンの一環として、記念列車の運転と記念切符の発売を行うと発表した。

記念列車は臨時特急『ひだ91・92号』として運転。運転日は10月4・5・11~13・18・19・25・26日で、『91号』は名古屋10時18分発~飛騨古川13時16分着、『92号』は飛騨古川17時18分発~名古屋20時02分着の時刻で運行する。車両は80周年記念の装飾を施したラッピング車両を含むキハ85系気動車を使用する予定。

記念切符は「高山本線全線開通80周年記念きっぷ(台紙付き硬券)」と題し、10月4日から26日までの土曜・休日に高山駅で発売。高山~飛騨古川間の往復乗車券・自由席特急とキハ85系ラッピング車をデザインした台紙がセットになっている。発売額は大人800円で子供用は発売しない。発売時間は10時~11時30分と12時30分~15時に限定され、当日利用分のみ各日500枚限定の発売になる。また、利用当日に台紙を三嶋和ろうそく店(岐阜県飛騨市)に提示すると、飛騨古川名物の和ろうそく(白色)1本がプレゼントされる。

高山本線は岐阜~富山間225.8kmを結ぶ鉄道路線で、現在は岐阜~猪谷間をJR東海、猪谷~富山間をJR西日本がそれぞれ運営している。当初は南部から建設が進められ、1920年に高山線として岐阜~各務原間が最初に開業。北部は1927年に飛越線として越中八尾~富山間が最初に開業した。その後順次延伸され、1934年に飛騨小坂~坂上間が開業したことで南北がつながり、飛越線を高山線に編入した上で高山本線になった。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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