ボッシュ、ZF とのステアリング合弁会社を100%子会社化

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ドイツに本拠を置く自動車部品最大手、ボッシュは9月15日、ZF社との間のステアリング合弁会社を、100%子会社化すると発表した。

今回の子会社化は9月15日、ZFが米国の自動車部品メーカー、TRWを買収すると発表したことと関係がある。ZFはTRWを買収することで、ボッシュに次ぐ世界第2位の自動車部品メーカーに。しかし、独占禁止法に抵触する可能性があることに配慮し、ボッシュとのステアリング合弁会社の株式を、ボッシュに売却することにした。

ZFとボッシュのステアリング合弁会社は、ZF LS社。ドイツに本拠を置き、両社が50%の折半出資で設立。従業員は世界8か国に、1万3000名以上を数える。

ZF LS社は、乗用車と商用車のステアリングシステムを開発し、製造・販売を行う。2013年の売り上げは、およそ41億ユーロ(約5685億円)。

ボッシュのフォルクマル・デナー会長は、「ZF LSを100%子会社化することで、将来のモビリティを形成する力を強化する。ZF LSは、電動パワーステアリングの分野の技術的リーダー」と述べている。

《森脇稔》

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