世界の旅行者による口コミ評価の高い、日本の美術・博物館とは?

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日本1位『広島平和記念資料館』
日本1位『広島平和記念資料館』 全 3 枚 拡大写真

 戦争と平和、そして恐竜――。世界の旅行者が評価する日本の博物館・美術館は、このような傾向で読み取れることが、トリップアドバイザーの日本法人の調べから明らかになった。

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 旅行口コミサイト・トリップアドバイザーは、観光スポットの定番である「博物館・美術館」を、投稿された世界中の旅行者の口コミ評価の平均、投稿数などをもとに独自のアルゴリズムで集計しランキング化、それらの優れた施設を表彰した。その結果から、世界の旅行者の評価として、日本では「戦争と平和、そして恐竜」、アジアでは「戦争と歴史」、世界では「美術と人類」と読み取れる傾向があることがわかった。

 日本国内では『広島平和記念資料館』が1位の評価を得た。『広島平和記念資料館』へは原爆ドームと一緒に訪れる観光客が多く、世界の歴史に興味があるなら外せないスポットと評された。「展示など全てにおいて素晴らしかった。広島平和記念資料館に行くためだけに広島に行き、とても満足」など、「必ず訪れるべき」「絶対行くべき」といった口コも寄せられている。

 また、戦争と平和について考えさせられる『長崎原爆資料館』が3位に、『知覧特攻平和会館』が6位に入り、戦争と平和を学べる3施設が上位にランクインとなった。その中で、2位に『福井県立恐竜博物館』が入っていることは注目される。4位には『箱根彫刻の森美術館』、5位には倉敷市の『大原美術館』が入った。

 アジアでは、1 位が中国・西安の『秦始皇兵馬俑博物館』となった。「西安で必ず訪れるべき。ここは中国の長い歴史や文化を伝える重要な観光スポット」と、その雄大な歴史に触れられる点が評価されている。3位には日本国内1位の『広島平和記念資料館』がランクインしたのに加え、日本からは12位に『福井県立恐竜博物館』、17位に『長崎原爆資料館』、20位に『箱根彫刻の森美術館』、21位に『大原美術館』、24位に『知覧特攻平和会館』と6つの施設がランクインし、アジアのトップ25圏内では、国別で日本のランクイン数が1番多い結果となっている。2位にカンボジアの『トゥール・スレン虐殺博物館』、4位に『ベトナム民族学博物館』が入り、「戦争と歴史」についての関心度の高さをうかがわせた。

 世界では、1 位にアメリカの『シカゴ美術館』が選出された。広大な敷地を誇り、ゴッホ、モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴーギャンなど多数の有名絵画を一度に鑑賞できることが評価の中心となっている。「有名な絵が沢山あり1日がかりとなるが、造詣が深くなくても美術の教科書などで見たことのある絵を実物で見られる」との口コミも投稿されている。世界では、2位がメキシコの「メキシコ国立人類学博物館」、3位がロシアの「エルミタージュ美術館と冬宮殿」、4位がアメリカの「ゲティ・センター」、5位がイタリアの「アカデミア美術館」となり、世界規模では「美術と人類の歩み」に興味が集まる傾向が見えた。

 なお、日本の博物館・美術館のトップ10は以下のとおり。

1位 : 広島平和記念資料館(広島県広島市)
2位 : 福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)
3位 : 長崎原爆資料館(長崎県長崎市)
4位 : 箱根彫刻の森美術館(神奈川県箱根町)
5位 : 大原美術館(岡山県倉敷市)
6位 : 知覧特攻平和会館(鹿児島県南九州市)
7位 : 東京国立博物館(東京都台東区)
8位 : 大塚国際美術館(徳島県鳴門市)
9位 : 江戸東京博物館(東京都墨田区)
10位 : 博物館網走監獄(北海道網走市)

世界の旅行者が評価する日本の博物館・美術館は?

《尚@RBB TODAY》

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