自工会池会長、円安でも「輸出はすぐに増えない」

自動車 ビジネス 海外マーケット
日本自動車工業会の池史彦会長(ホンダ会長)
日本自動車工業会の池史彦会長(ホンダ会長) 全 1 枚 拡大写真

日本自動車工業会の池史彦会長は9月18日の定例会見で、円安下でも輸出が増えない現状に関して「過去の円高時に現地生産を進めた。円安だからと、すぐには戻せない」と語った。

池会長は「1ドル80円台の円高が長く続いたので、私自身はここまで短期に円安に戻ると想定していなかった。各社もそう見ていたのではないか」と指摘。この間、「各社は新興国での現地生産を進め、莫大な投資を行った」ことから、直ちには方向転換できないとの見方を示した。

また、新興国では「内需が相当厳しいところが多く、それも日本からの輸出を難しくしている」という。さらに、ロシアとウクライナの紛争といった「地政学的リスクなどの複合的要因」も、輸出を難しくしていると言及した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  2. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  3. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  4. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る