【ジャカルタモーターショー14】ホンダ ヴェゼル、新「HR-V」としてデビュー…無限&モデューロコンセプトも

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ホンダ HR-V モデューロコンセプト(ジャカルタモーターショー14)
ホンダ HR-V モデューロコンセプト(ジャカルタモーターショー14) 全 12 枚 拡大写真

ホンダは18日に開幕したジャカルタモーターショー(インドネシア国際モーターショー)で、新型『HR-V』のプロトタイプを発表した。かつて1998年から2006年まで販売されていたHR-Vとは関係なく、『ヴェゼル』の海外向けネーミングだ。さらに今回、量販モデルだけでなく無限、モデューロによるカスタム仕様も同時公開となった。

ホンダは今回のショーで「次の興奮へようこそ!」として、33台もの展示車両を用意。さらに、HR-Vをメインに、『NSXコンセプトII』『シビック』『ジャズRSリミテッドエディション・ブラックトップ』を市場初公開した。ホンダはラインナップを通じて、トップクラスの環境技術、安全技術を追求し、歓びが得られるドライビング体験を提供していく、と抱負を語った。

HR-Vはインドネシアでは1.5リットルガソリンと、1.8リットルガソリンを設定。価格は2億4000万ルピア(約240万円)から3億5000万ルピア(約350万円)。

サプライズ公開となったのが、2台のカスタムモデル「無限」と「モデューロ」だ。モデューロは、シンプルながら未来感のあるエアロパーツを装着。ホイールのスポークには紫を取り入れアクセントとした。さらに削りだしたアルミのようなボディカラーと相まって独特の世界観を表現した。

無限は、HR-Vの原型が残らないほどのカスタムを施した。最も目を引くのが前後のオーバーフェンダーだ。巨大な板がホイールアーチを覆うような形状のフェンダー、そして蓮の花を彷彿とさせる大径ホイールが、どちらかと言えばスマートなデザインのボディに迫力を持たせている。フロントグリルのプレート、リアウイングなどに無限らしさを残した。

今回のHR-V発表はあくまで「プロトタイプ」としながらも、会場での注文も受け付けていた。無限、モデューロ仕様については未定。ちなみにホンダは会期中、会場で計5000台の販売を目標としており、「それが今年の売り上げに大きく貢献するだろう」と話した。

《宮崎壮人》

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