【ジャカルタモーターショー14】似ているけどちょっと違う、アジア版「ワゴンR」にカスタム

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スズキ カリムン・ワゴンR GS(ジャカルタモーターショー14)
スズキ カリムン・ワゴンR GS(ジャカルタモーターショー14) 全 8 枚 拡大写真

スズキは18日に開幕したジャカルタモーターショー(インドネシア国際モーターショー)で、アジア専用車『カリムン・ワゴンR』の上級モデル『カリムン・ワゴンR GS』を発表した。政府が推進する税制優遇対象車(LCGC)で、人気の小型MPVラインアップを拡充し拡販をめざす。

カリムン・ワゴンR GSは、2013年11月に発売したカリムン・ワゴンRの追加モデル。ちょうど日本の「ワゴンR」と「ワゴンRスティングレー」のように外観や装備をよりスポーティな味付けとし、運転を楽しみたい層や、都会に住む若者のカップル、ヤングファミリー向けに訴求する。スズキは「使い勝手、効率の良さ、リーズナブルであることなど、GSはこれらの消費者の需要を満たすものだ」と語る。

カリムン・ワゴンRの元々のコンセプトである「広々とした室内空間」「多用途」「実用的」「低燃費」といったコンセプトはそのままに、都会的でスタイリッシュにすることをめざした。

最大の変更点はフロントマスク。グリルからヘッドライトのラインを水平基調とし、スタイリッシュに。またグリルをメッキとクリアパーツによるものにし、高級感を演出する。バンパーに設けられた大開口のアンダーグリルがスポーティさを醸し出している。またリアのエンブレムを専用の「ガルーダ」デザインとしているのもアクセントとなっている。また、ボディカラーを6色設定したのも若者に向けたアピールポイントだという。

インテリアはブラックを基調に、クロームのアクセントを配し高級感を演出した。

ボディサイズは全長3635mm×全幅1475mm×全高1670mm、ホイールベースが2400mm。ちなみに日本のワゴンRスティングレーと比べると、240mm長く、10mm高く、ホイールベースは25mm短い。5人が快適に移動できるサイズ、とスズキは説明している。

パワートレーンはカリムン・ワゴンRと同じ1リットル3気筒エンジンを搭載。最高出力は68ps、最大トルクは90Nm。これに5速マニュアルトランスミッションを組み合わせる。

スズキは「使い勝手、効率の良さ、リーズナブルであることなど、GSは、消費者の需要を満たすものだ」として、カリムン・ワゴンRシリーズの拡販に鼻息を荒くする。

《宮崎壮人》

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