【ジャカルタモーターショー14】スバルは超高級車? WRX & STI の価格は“スーパーカーなみ”

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スバルは新型WRXとWRX STIを発表(ジャカルタモーターショー14)
スバルは新型WRXとWRX STIを発表(ジャカルタモーターショー14) 全 10 枚 拡大写真
スバルは18日に開幕したジャカルタモーターショーで、日本でも発表されたばかりの『WRX』と『WRX STI』を国内初公開した。スバルが誇る水平対向ターボエンジンと四輪駆動を組み合わせたハイパフォーマンス・スポーツセダンだ。

スバルがブースを構えるのは、日本車メーカーが軒を連ねるメイン会場ではなく、欧州高級ブランドが立ち並ぶ別館。スバルはインドネシア市場においてはプレミアムブランドとして受け入れられている。プレミアムブランドたる所以は、技術力、走行性能の高さが評価されていることはもちろんだが、価格もその大きな一因だ。

価格は、WRXが6億2000万ルピア(約620万円)、WRX STIが6億9900万ルピア(約700万円)。日本でも決して安いクルマではないが、WRXが300万円代であることを考えれば2倍近くの開きがあることになる。さらに、インドネシアの平均月収が日本円で2万5000円程度なので、その価格はまさにプレミアム、どころかもはやスーパーカーの領域だ。

これは、スバルがお高くとまっているわけでは決してなく、日本からの輸入により販売をおこなっているため。インドネシアだけでなく、中国をはじめアジア各国も同様だ。今回の展示も販売代理店の主導によるもの。欧州ブランドと軒を連ねているのも「輸入車」として扱われているためだ(ちなみに日産のインフィニティブランドも同会場に展示している)。

それはそれとして、スバルブランドの持つ求心力は日本市場にもひけを取らない。販売台数でメインストリームに上がることはないものの、会場での人気もなかなか。『XV』『フォレスター』『BRZ』などラインアップの展示は人だかりが絶えることはない。やはり一番人気はWRX STI。スバルブルーの車両を前に記念撮影をするカップルや家族連れが相次いだ。さらに、WRX STIを前に商談をおこなう人の姿も見られた。

《宮崎壮人》

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