iPhone 6/6 Plusを3大都市10ヵ所で実測…ソフトバンクが最速

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 19日、ついに発売されたiPhone 6/6 Plus。世界での販売台数が発売から3日間で1000万台を超え、過去最高の売れ行きとなるなど、未だに高い人気を見せている。日本でも、NTTドコモ・KDDI(au)・」ソフトバンクモバイルの主要3キャリアが一斉に販売を開始し、シェア争いが激化している。

 編集部では、発売当日にも都内で実測調査を行い速報として発表したが、その後20日から22日にかけて東名阪のランドマーク各10箇所で追加調査を実施。3大都市の人気観光スポットで、ネットワーク品質がどうなっているのか調査した。速度計測には「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを使用し、各地点で3回ずつ計測を行い、得られた結果から平均値を導き出している。

 その結果、全30箇所の平均速度で下り41.96Mbps、上り14.90Mbpsを記録したソフトバンクが上下ともに最速となった。各地点での勝数でも、ソフトバンクは下り速度20勝、上り速度16勝でトップの結果となっている。auは下り平均32.91Mbps、上り平均7.18Mbps、ドコモは下り平均29.99Mbps、上り平均14.11Mbpsをそれぞれ記録した。

 結果を都市別に見ていくと、まず名古屋ではソフトバンクが上下ともに7地点で最速となった。特にナゴヤドーム、東山動物園では下り平均70Mbpsを超えるなど突出した数値を記録。ナゴヤドームで記録した下り平均78.99Mbpsが、今回の調査全体における最速値となっている。ドコモは上り速度で健闘し、名古屋テレビ塔など3地点で1位となった。

 次に大阪は、下り速度ではソフトバンクが6勝、上り速度ではドコモが7勝という結果に。ソフトバンクは、梅田グランフロントの2階連絡通路付近で下り平均70.14Mbpsを記録し、その他HEP FIIVE、通天閣や海遊館前でも50Mbpsオーバーを記録した。auは上り速度で0勝と苦しんだが、下りでは道頓堀やあべのハルカス、万博公園で1位となり3勝している。ドコモは、名古屋に続き上り速度で強さを見せたが、道頓堀やあべのハルカス、HEP FIVEなど特に人口密度が高かった地点では少し速度が伸び悩む傾向にあった。

 最後に東京の10地点。発売直後に調査した5箇所に加えて、フジテレビ前や東京ドーム前、浅草雷門前など5箇所で追加計測を行った。こちらではソフトバンクが下り速度で7勝、上り速度で7勝と強さを見せた。東京は他の2都市に比べてさらに人口密度が高い中、下り速度もやや減速傾向。それでもソフトバンクは下り平均36.99Mbpsを記録、次いでauは31.53Mbps、ドコモは26.62Mbpsとなっている。

 東名阪のランドマーク30地点での調査では、ソフトバンクが上下の速度で一歩リードするかたちとなった。ドコモは、やはりユーザー数が多いためか、混雑地域で速度が落ちることがあった。auは比較的安定していたものの、下り速度では約10Mbpsほどソフトバンクを下回った。

 3キャリアのシェア争いが激化する中、ユーザー選択に関わる差別化要素として、ネットワークへの注目度はさらに高まっている。発売されたばかりのiPhone 6/6 Plus。まだまだこれから購入を検討する方も多いだろう。RBB TODAYでは今後も様々な地点、切り口、規模でネットワーク調査を実施していく予定だ。

iPhone 6、東名阪ランドマーク30地点で実測調査!20地点でソフトバンクが最速に

《白石 雄太@RBB TODAY》

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