【オーストラレーシアン・サファリ14】アウトランダー PHEV、レグ5走行できず総合17位に

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
オーストラレーシアン・サファリ2014を走る三菱アウトランダーPHEV
オーストラレーシアン・サファリ2014を走る三菱アウトランダーPHEV 全 5 枚 拡大写真

オーストラリア西部で行われている「オーストラレーシアン・サファリ2014」は、9月25日にレグ5が行われた。地元のスティーブ・グレニーがステアリングを握る三菱『アウトランダーPHEV』は、前日のレグ4で発生したトラブルを修復することができずレグ5への出走を断念。16時間50分のペナルティを課せられ、総合17位にポジションを落とした。

24日のレグ4で後半戦に突入したオーストラレーシアン・サファリは、内陸のガスコインジャンクションから西海岸北部のエクスマウスまで走行する長い1日。2本用意されたSSはかなりハードなコース設定となり、特に2本目のSSでは多くの選手が脱落。総合13位につけていたアウトランダーPHEVのグレニーも、2本目のSSの途中でステアリングギヤボックスのブラケットが破損するトラブルにより走行を中止した。

しかし、1本目のSSで多発したアクシデントでスケジュールがおし、2本目のSSが暗闇の中での走行となったため、主催者が後方スタートの選手に割り当てタイムを定め、その結果グレニーは11番手タイムで総合9位に浮上。彼にとってはラッキーな展開となった。

しかし、エクスマウスでのビバークに向かう途中の一般道でサポートトラックにトラブルが発生し、修理に必要な機材がビバークに届かないという不測の事態が発生。そのためアウトランダーPHEVはステアリングギヤボックスの修理が行えなくなり、レグ5への出走を断念せざるを得ない状況となってしまった。

レグ5を走行しなかった参加者に対しては一律16時間50分というペナルティタイムが課せられ、グレニーは総合17位に後退。コースはかなりラフで、市販車とあまり地上高が変わらないアウトランダーPHEVには厳しいステージだった。

グレニーは、「ステアリングギヤボックスそのものではなく、ブラケット部分が壊れたのはしかたないと思う。気持ちを入れ替え、明日のレグ6からまた頑張って走るよ」とポジティブな気持ちを言葉にした。

《古賀敬介》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る