【MotoGP 第14戦】悪天候の中、ロレンソが地元スペインで今季初勝利

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ) 全 2 枚 拡大写真

MotoGP第14戦・アラゴンGP決勝レースが9月28日、スペインのモーターランド・アラゴンで開催され、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)が今季初優勝を飾った。

ドライ・コンディションでスタートした決勝。ロレンソはフロントタイヤにソフトコンパウンド、リアにミディアムというコンビネーションを選択していた。好スタートを決めて1周目で4位につけると、続けて素早く3位に浮上。さらに前を走っていたアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)が転倒したため自動的に2位へ。

ロレンソはレース・リーダーのマルク・マルケス(ホンダ)の後方につけ、地元スペイン人ライダーの1-2を形成。コンマ5秒と離れない激しい競り合いとなったが、8ラップ目の上りのセクションでロレンソが仕掛けてトップに浮上した。

3ラップ後の第1コーナー進入でマルケスが再びトップ。しかしその1ラップ後、コースに雨粒が落ち始めたため白旗が提示され、ここからはウエット用マシンへの交換が許可される。しかし上位陣はそのまま走行を続け、残り9ラップでは、ロレンソが先程のマルケスと同様、第1コーナー進入で仕掛けて再びトップを奪い返すことに成功した。

さらに1ラップ後、コース上の雨の量が増えてきたためロレンソはややペースを落とし、次の上りが連続するセクションではマルケスとD・ペドロサに先行を許してしまう。雨はますます激しくなったが、トップ3台は危険なギャンブルを続けていた。そして残り4ラップとなったとき、ロレンソがついにピットに戻りマシンを交換。素早くコースに復帰してまた先を急ぐ。その一方でペドロサはストレートで転倒しており、ロレンソは自動的に2位に浮上。またトップを走るマルケスはマシン交換を行わない選択をしていたが、次のラップで転倒。これでロレンソがトップに浮上し、そのまま真っ先にチェッカーを受けて今季初優勝を決めた。

■MotoGP 第14戦
1位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
2位:アレイシ・エスパルガロ(ヤマハ)
3位:カル・クラッチロー(ドゥカティ)
4位:ステファン・ブラドル(ホンダ)
5位:ブラッドリー・スミス(ヤマハ)
6位:ポル・エスパルガロ(ヤマハ)

■ポイントスタンディング
1位:マルク・マルケス(ホンダ)292P
2位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)217P
3位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)214P
4位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)202P
5位:アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)142P
6位:アレイシ・エスパルガロ(ヤマハ)112P

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る