【レッドブル・シー・トゥ・スカイ14】オリンポス山頂めざし耐久レース…グラハム・ジャービスが優勝奪還

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
山頂付近のジャービス
山頂付近のジャービス 全 10 枚 拡大写真

トルコのケメルにて9月26~28日の日程でおこなわれた「レッドブル・シー・トゥ・スカイ」。世界的なハードエンデューロの一つとされており、トップランカーが集合する。

「世界一ハードなエンデューロ」エルズベルグロデオに対向して、同レースが掲げるキャッチコピーは「世界一楽しめるハードエンデューロ」。

ケメルはトルコ有数のリゾート地として知られており、1日目はビーチレース、その結果を踏まえて2日目にフォレストレースとしてタイムアタック、またその結果を踏まえ、3日目のメインレース「オリンポスマウンテンレース」がおこなわれた。

同レースは、ビーチから70km以上の険しい道のりを登り、標高2300mのオリンポス山頂上を目指す。

開催は今年で5年目、2012年はグラハム・ジャービス、2013年はジョニー・ウォーカーが勝利。ハードエンデューロの2強と言われるこの二人の勝負の行方が注目された。

ビーチレースを制したのは、アメリカのクロスカントリーの雄であるテイラー・ロバート。2位にウォーカーが入った。続くフォレストレースでは、ジャービスが勝利。2位はウォーカー。

メインレースは、ウォーカーが先行てレースが展開、ジャービスは序盤で大幅に遅れてしまう立ち上がり。しかし、次第にジャービスがウォーカーを追い詰め、最終のチェックポイントでは横並びのバトルに。

ジャービスがこれを制して、みごと昨年の雪辱を晴らし王座奪回。ウォーカーは2位、3位にはアンドレアス・リッテンビヒラーが入賞。日本の田中太一は14位という結果だった。

《稲垣 正倫》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  3. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  4. 唯一無二の4気筒250cc!カワサキ『Ninja ZX-25』初の特別仕様「RR」登場に「よっ!待ってました」の声
  5. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る