【CEATEC 14】デンソー、インホイールモーター X-mobility などを出展

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デンソー・ブースイメージ
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デンソーは、10月7日から11日まで幕張メッセで開催される最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」に出展する。

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デンソーのブーステーマは、「地球と生命を守り、次世代に明るい未来を届けたい」。環境および安心・安全分野と、自動車部品サプライヤーとして培ってきた技術を応用した、安心快適な生活の実現に貢献する新製品・新技術を紹介する。

将来の地球環境を見据えた技術としては、愛知県安城市で実証を開始する、モビリティを活用したコミュニティー向けのシステムを紹介する。同プロジェクトにおいて、デンソーは小型EVを使ったカーシェアリングの実証実験を主導し、通信車載器やICカードリーダーを用いた予約管理システムを構築。予約管理、利用状況の解析を行い、CO2管理や運用改善に役立つモビリティ管理システムの技術を提供する。

また、低炭素社会の実現や街の省動力化への貢献を目指すデンソーのSiC技術「REVOSIC(Revolutionary SiC)」を紹介する。SiC(炭化ケイ素)は、ハイブリッド車や電気自動車の走行用モーターを作動させるインバーター用半導体部品(パワー素子)の材料。従来のSi(シリコン)よりも高電圧、高速動作、低抵抗という特性があり、ハイブリッド車用のインバーターを従来の2割まで小型化することができる。

これからの安心で快適な生活実現のための技術としては、デンソーの持つ小型・高出力のモーター技術とセンサーを応用したインホイールモーター「X-mobility」を出展する。球体の中にモーター、バッテリー、通信モジュール、各種センサーを内蔵し、アイテムに装着すると360度自在に移動させることができる。ベビーカーに取り付けて子育てや買い物を支援するなど、人々のより便利で快適な生活をサポートする。

さらに、QRコード技術を活用した新しいサービス「MapQR」を展示する。MapQRは、実際の地図上に位置情報を表すQRコードを載せたもので、QRコードリーダーを使うと正確な位置情報を読み取ることができる。略地図代わりにガイドブックやパンフレットに印刷すると、紙媒体に掲載された位置情報をスマートフォンの地図やカーナビなどに簡単に送ることができる。

《纐纈敏也@DAYS》

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