フランス・パリにて現地時間10月2日より「パリモーターショー14」が開幕する。2日、3日がプレスデーで、一般公開日は4日から19日まで。
ドイツで行われる「フランクフルトモーターショー」と交互に開催されるパリショーだが、例年通り多数のワールドプレミアの公開が待っている。2年前となる前回は123万人以上の来場者が訪れ、ヨーロッパでも最大規模のモーターショーとなった。
特にローカルの欧州メーカーのラインアップは魅力的だ。地元フランスからは、ルノーが、新型『エスパス』とコンセプトモデルの『EOLAB』、シトロエンは小型4ドアのコンセプトモデル『DIVINE DS』。プジョーからは、SUVコンセプトの『クォーツ』が初公開される。
アウディは新型『TT』のオープンモデルをアンベールする予定。BMWからもオープンモデルが用意され『2シリーズ カブリオレ』の登場が待っている。メルセデスベンツは、新型『C63 AMG』や『AMG GT』など新型モデルを用意。VWは、新型『パサート』が注目。そして、ボルボは『XC90』だ。ジャガーは、「3シリーズ」や「Cクラス」の競合車、『XE』を初公開する。
日本メーカーもヨーロッパ向けに車種を用意。トヨタは、新型クロスオーバーコンセプト『C-HR』の初披露を行う。ホンダは、進化した『シビック タイプR コンセプト』や欧州デビューとなる『ジャズ(日本名:フィット)』、『HR-V(ヴェゼル)』をラインアップ。日産からは、新型『パルサー』にニスモ仕様が予告されている。マツダは、新型『ロードスター』や『デミオ』を展示する予定。三菱は、『アウトランダーPHEVコンセプト-S』の初公開。スズキは、新型『ビターラ』だ。
スーパーカーメーカー系では、フェラーリが『458 スペチアーレ』のオープンモデル。ランボルギーニは、ハイブリッドパワートレインが予告されている『ASTERION』。ベントレーは、『ミュルザンヌ』に『スピード』だ。ポルシェは、改良新型『カイエン』にプラグインハイブリッド。
現地では、ブースの最終準備に入っている。開幕まで間もなくだ。