【グッドデザイン14】マツダ デミオ がベスト100に「5ナンバーと思えぬほど躍動的」

自動車 ニューモデル 新型車
マツダ デミオ 新型
マツダ デミオ 新型 全 10 枚 拡大写真

マツダが9月より販売を開始した新型コンパクトカー『デミオ』が、グッドデザイン賞ベスト100に選出された。「魂動」コンセプトによる「5ナンバーと思えぬほど躍動的」な外観や、「サイズを忘れさせる自然な運転姿勢を実現」などが評価された。

【画像全10枚】

新型デミオは、『CX-5』、『アテンザ』、『アクセラ』に続き、新世代技術「SKYACTIV」と「魂動」デザインを採用する第4弾モデルで、「クラスの概念を打ち破る」ことを目標に開発がおこなわれたコンパクトカー。デミオとしては4世代目にあたる。新開発の1.5リットルディーゼルターボエンジン「SKYACTIV-D」を搭載し、ハイブリッド車、軽自動車をのぞくエンジン搭載車で最高となる30km/リットルを実現したこともトピックだ。

「卓越した存在感と質感」を実現するために、クルマを生き物としてとらえる「魂動」をコンパクトカーとして再解釈、走りの骨格を追求し爆発的な前進感や、獲物を睨みつけるような瞳を前後ライトに採用し生き生きとした表情を作る、カラーコーディーネーションが可能で圧倒的に質感を高めたインテリアの採用など、創意工夫をおこなった。

マツダは、「機能効率偏重の最右翼であるコンパクトカー市場に新型デミオを投入し日本車の真価を問います。」と同賞の選考に向けコメントしている。

ベスト100への選出にあたり、「疾走する猛獣を思わせる緊張感あふれる面の張り、スピード感あふれる線の動きは、5ナンバー枠内で構築したとは思えぬほど躍動的」であることや、「インテリアはクラスの水準を抜く質感の高さもさることながら、前輪の位置を従来より前に出すことで、サイズを忘れさせる自然な運転姿勢を実現」したこと、新開発のディーゼルエンジンとともに「人間が自らの意志で手足を動かし目的地を目指すという、自動車の根源的な喜びを五感で堪能できる」ことなどが評価された。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る