【ルノー メガーヌRS 限定車】本国フランスに次ぐオーダー「多くの日本人に届けたい」

自動車 ニューモデル 新型車
ルノー・メガーヌRSトロフィーR
ルノー・メガーヌRSトロフィーR 全 8 枚 拡大写真

ルノー・ジャポンは2015年初旬に、ニュルブルクリンクでFF量販車最速ラップを樹立した、『メガーヌ ルノー・スポール(以下RS)トロフィーR』など3台の限定車を発売する。

メガーヌRSトロフィーRは世界限定250台で、そのうち60台が日本に割り当てられた。同社商品企画グループチーフプロダクトマネージャーのフレデリック・ブレンさんによると、「当初の全生産台数は200台だった」と打ち明ける。

「世界からのオーダーを集計した結果、生産台数が足りないと判明し、250台に増えた。本国でも日本から60台も要望があるとは考えていなかったようだ」と述べ、「この台数はフランスに次いで2番目に多い台数。イギリスの約倍の台数だ」と話す。

「本国ではいくつかほかのカラーリングもあるようだが、日本はアイコニック的な存在も兼ねて、タイムレコードを樹立したカラーの、ニュルブルクリンクを走ったクルマに一番近い仕様で販売する」とブレンさん。

「このクルマは、ルノー・スポールが持っているノウハウをすべて盛り込んだものだ。ルノーは頂点のF1から、ルノー・スポールというスポーツカー、そして、量販車があり、それらすべてに運転する楽しさを追求するのが昔からの考え方だ。その中で一番高いレベルの市販車がトロフィーRなのだ」という。

トロフィーRは60台限定で、2シーターの左ハンドル。更に遮音材なども外された仕様だ。ブレンさんは、「これ以外に5人乗り右ハンドルで遮音材などは標準車と同じトロフィーSも60台限定で(販売する)。足回り等は通常の市販モデルと共通で、5000回転で10Nmトルクを向上させ、アクラポヴィッチ製チタンマフラーを装着したトロフィーは90台限定で導入するので、なるべく多くの日本人のファンに乗ってもらいたい」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る