ベッテルがレッドブルを離脱へ…レッドブルが2015年ラインナップを発表
モータースポーツ/エンタメ
モータースポーツ

ベッテルはレッドブルの育成プロジェクトでユーロF3、GP2などに参戦。2006年のトルコGPにBMWザウバーから金曜第3ドライバー枠でフリー走行をドライブ。いきなりフェルナンド・アロンソやミハエル・シューマッハを上回りトップタイムを記録するなど、周囲の注目を集めた。
翌年のアメリカGPではクラッシュで欠場を余儀なくされたロバート・クビサの代役として参戦。いきなり7位入賞を飾った。その後、トロ・ロッソでは2008年イタリアGPで史上最年少優勝を獲得。2009年にレッドブルのレギュラードライバーとして加入。初年度からチャンピオン争いに加わり、2010年に史上最年少でワールドチャンピオンを勝ち取った。その後も連戦連勝の勢いで4年連続で世界王者に輝いた。
この他にも数々の最年少記録を塗り替え、F1を代表するドライバーの1人に成長したベッテル。ちょうどF1日本GP開催期間中の発表ということもあり、観戦に訪れたファンからも驚きの声があがっていた。
なお、後任としてトロ・ロッソで活躍中のダニール・クビアトが加入。ダニエル・リチャルドとともに2015年シーズンを戦うことになる。
《吉田 知弘》