【パリモーターショー14】プジョー の4ドアクーペコンセプト 、EXALT に新仕様 …340hpハイブリッド

自動車 ニューモデル モーターショー
プジョー EXALT の新仕様(パリモーターショー14)
プジョー EXALT の新仕様(パリモーターショー14) 全 8 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、プジョーは10月2日、フランスで開幕したパリモーターショー14において、コンセプトカーの『EXALT』の新仕様をワールドプレミアした。

EXALTは2014年4月、北京モーターショー14で初公開。プジョーが4ドアクーペ(厳密には5ドアボディ)を提案した1台だった。プジョーは2012年秋、パリモーターショー12において、スーパーカーコンセプトカー、『ONYX』を発表。このONYXのデザインモチーフを導入しながら、開発されたのがEXALT。

ダイナミックなデザインが、EXALTの特徴。ボディサイズは全長4700mm、全高1310mm。職人によるハンドメイドで生み出されたボディは、非常に流麗な仕上がりを見せる。力強いホイールアーチの中には、20インチのタイヤ&アルミホイールを収めた。

室内は、ウッドやレザーなどの天然素材をふんだんに使用。ダッシュボードには、「i-コクピット」と命名されたプジョーの最新インターフェースも採用された。トランクは独特の開閉機構により、広い空間を実現する。

パワートレインは、PSAプジョーシトロエンの独自ハイブリッド、「ハイブリッド4」のガソリン版。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力270hpを発生。最大出力70hpのモーターと合わせて、トータル出力は、340hpを獲得した。

パリモーターショー14で初公開されたEXALTの新仕様は、欧州向けに一部デザインを手直し。ボディの大半はスチール素材剥きだしとし、塗装面はグレーの濃淡で表現する。

リアエンドは、サメをモチーフとした「シャークスキン」デザインとし、テールゲートも再設計。開閉機構が改められ、床下に電動スクーターを搭載できるようにした。インテリアは、「ニュースペーパー・ウッド」と呼ばれる新しいトリムパネルで、装飾。

パリモーターショー14のプレスカンファレンスには、プジョーブランドのCEO、Maxime Picat氏が登壇。「このEXALTで、プジョーのポジションを再び明確にし、新たな章を開いた。我々はさらに前進していく」とコメントしている。

《森脇稔》

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