【F1 日本GP】マルシャ、ビアンキの事故についてリリースを発表

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ジュール・ビアンキ(マルシャ)
ジュール・ビアンキ(マルシャ) 全 5 枚 拡大写真

5日に行なわれたF1日本GP決勝中に大クラッシュを喫したジュール・ビアンキ。所属するマルシャF1チームが、事故後はじめてプレスリリースを発表した。

レース終盤の42周目にターン7(ダンロップコーナー)でエイドリアン・スーティル(ザウバー)がコースオフ。そのマシンの撤去中にビアンキがコースオフし、作業していた重機車に激突した。急行したFIAのメディカルチームに救出されたビアンキは、すぐに救急車で四日市市にある三重県立総合医療センターに搬送。検査の結果、頭部にダメージを受けていることが判明し、緊急手術を受けた。

その後は様々な報道があるようだが、情報が錯綜している模様。手術が成功したのか否か、また、ビアンキの容態に関する正式な発表はまだない。

今回マルシャはリリースを通して、今後の彼の容態については、家族の意思を最優先に尊重して対応していくことを明らかにし、各国メディアへの理解を求めた。

「日本GPで起こったジュール・ビアンキの事故について、まずは彼も我々チームも非常に難しい時間を過ごしましたが、皆様からの多大なるサポートに感謝しております。私たちは今後のビアンキの容態に関する情報について、家族の意思を最優先に尊重した上で発表していきます。今後も三重県立総合医療センターと連携し、彼らが適切だと判断した時に、改めて皆さまにご連絡します」。

またビアンキの家族をサポートするためマルシャF1チームと、彼の育成プログラムに携わりエンジン供給もしているスクーデリア・フェラーリのスタッフが病院に残ることも明らかにされており、今後の正式な情報発信は家族の意思を通してチームから発表されることになりそうだ。

《吉田 知弘》

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