スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは10月1日、9月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、9月としては過去最高の4万1517台。前年同月比は30.7%の大幅増で、34か月連続で前年実績を上回った。
牽引役を果たしたのは、2013年春にモデルチェンジした『フォレスター』。9月の記録を更新する1万2584台を販売。前年同月比は18.5%増と、大きく伸びた。
2012年9月に発売された『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』)も人気。9月の新記録の5691台を販売。前年同月比は60.9%増と、引き続き好調。
また、新型『WRX』シリーズも、良好な立ち上がり。2013年11月のロサンゼルスモーターショー13で発表された新型WRXが、新型『WRX STI』を含めて、1170台を販売。前年同月比は、0.3%増だった。一方、『インプレッサ』(「WRX」を除く)は9月、4040台を販売。前年同月比は12.6%減と、3か月連続のマイナス。
また、主力車種の『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は、新型投入の効果で1万1315台。前年同月比は39%増と、3か月連続で増加した。2014年2月のシカゴモーターショー14で新型を発表した『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も、新型投入により、117.7%増の6198台と、3か月連続のプラス。
スバルの2014年1-9月米国新車販売は、前年同期比19.8%増の37万5485台。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「我々の商品が、スバルオーナーと初のスバル車を選択する顧客の両方を魅了し続けている」と述べている。