JR貨物、東京~静岡間で代行トラック運行へ…東海道線不通に対応

鉄道 企業動向
JR貨物は東海道線の不通に伴い、上越線などを経由する迂回臨時列車や運行する。写真は上越線の貨物列車。このほか、東京~静岡間を結ぶ代行トラックも運行する。
JR貨物は東海道線の不通に伴い、上越線などを経由する迂回臨時列車や運行する。写真は上越線の貨物列車。このほか、東京~静岡間を結ぶ代行トラックも運行する。 全 1 枚 拡大写真

東海道本線由比~興津間(静岡市清水区)の不通により貨物列車の運転を見合わせているJR貨物は10月7日、当面実施する対策の概要を発表した。代行トラックと迂回(うかい)臨時列車を運行する。

同社によると、1日あたりの貨物列車の運行本数は全国合計で約490本。このうち由比~興津間を通過する貨物列車は全体の18.4%を占める約90本で、約5万5000t(5tコンテナ約1万1000個分)の輸送力を持つ。

代行トラックは東京貨物ターミナル~静岡貨物間で準備ができ次第、運行を開始する予定。輸送力は5tコンテナで片道最大200個分になる。また、静岡貨物~福岡貨物ターミナル間で臨時貨物列車を運転し、代行トラックとの接続を図る。

迂回臨時列車は、東京貨物ターミナル~福岡貨物ターミナル間と名古屋貨物ターミナル~札幌貨物ターミナル間で、それぞれ1往復運転。東京~福岡間の列車は上越線や南長岡駅、信越本線、北陸本線などを経由し、名古屋~札幌間の列車は米原駅や北陸本線、羽越本線などを経由する。輸送力はいずれの列車も5tコンテナ100個分になる。

JR貨物はこれらの対策により、往復最大で1日あたり5tコンテナ800個分の輸送力を確保するとし、さらに代行トラックと迂回臨時列車の運転を拡大することも検討していくとしている。

《草町義和》

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